ふつうのじゆうちょう

日々思ったこと、思い出したことを自由に書いていきます。

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SNSは現実世界と乖離しているのだと理解することの大切さ

今週のお題「外のことがわからない」

 

自粛続きで外出の機会が減ってしまい、まるで自分だけ過去に取り残されたような気分になっている人もいるかもしれない。携帯電話どころかパソコンすら家になかった昔と違い、外出できなくとも「外の全てのことがわからない」ということはないだろう。SNSを開けばその時、世間を最も賑わせている『トレンド』情報を得ることができる。また、遠方の友人やネット上で知り合った人たちの動向で、なんとなくではあるが世の中の雰囲気を感じられる。

SNSでは顔も本名も知らない人と繋がりを持てる。共通の趣味を持つ人同士だと同じ話題で盛り上がり、知り合ってからそれほど時間が経っていなくても仲良くなれる。全国的に緊急事態宣言が明けて、2週間が経つ。分散登校ではあるが、学校が再開。百貨店やショッピングセンターなど、人との接触が多いところも営業が再開され、かつての日常が戻りつつある。けれど、職種によっては営業自粛を余儀なくされ、今もほとんど外出しないという人もいるだろう。

そんな時、人との交流を求めSNSを覗く。画期的だと思われていた『オンライン飲み会』であるが、すぐに『オンライン飲み会疲れ』という言葉が飛び交った。SNSをはじめとするオンラインでの交流はとても楽しい。けれど、オンラインを現実と混同してしまうのは危険だ。特に、同じ趣味を持っている人と繋がりを持った時、仲良くなりたいと思い逐一タイムラインを見る『タイムライン警察』になることは、できることなら避けた方がいい。SNS上の特定グループから外れないように実生活を疎かにしてまでスマートホンを握り締めていると、目はもちろん次第に心が疲れてくる。

SNSはあくまで連絡やコミュニケーションの手段のひとつであり、『現実』ではないということを忘れないでほしい。最も大切なのはあなたの『現実世界』であり、SNS上の世界ではないのだ。もし、SNSの見過ぎで心や体に不調を感じているのなら、一度、勇気を出して離れてみてほしい。

私はオタク活動用のアカウントのプロフィールに『タイムラインを見てない』ということ、さらに『9割壁打ち』アカウントであることを明記している。(『壁打ち』は独り言をつぶやくことを指す。現在交流ツールとして使われることが多いTwitterであるが、本来は『壁打ち』するものである)現在は本当に時間のあるときにだけ、気になる人のツイートだけをチェックするようにしている。そうしたら、とても心が軽くなった。家族にも「最近明るくなった」と言われた。あなたのためにも、あなたの身近にいる人たちのためにも『現実の外の世界』に目を向ける機械を増やしてほしいと私は思う。

 

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