ふつうのじゆうちょう

日々思ったこと、思い出したことを自由に書いていきます。

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新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』をダウンロードしたが……。

新型コロナウイルスの『接触確認アプリ』をダウンロードしたが、記録の対象が限定的なことが気になった。半径1メートル以内に15分……。確かに、感染発生の場所として医療現場や会食の場が多くあげられる。特定の人と、ある程度の時間一緒にいる、ということが感染に繋がるようだが。それでは、ビニールシートで飛沫防止をしているスーパーのレジはどうなる。距離は1メートル以内かもしれないが、よっぽどのことがない限り15分も接客しないだろう。万が一、お客さんが新型コロナウイルスに感染していても、アプリには記録されない。お客さんがそのスーパーを利用したことを覚えていて感染経路調査の際に話してくれれば、それでいいのかもしれないが。

 

アプリをダウンロードしても職場にスマートフォンを持ち込めないという人は多いのではないだろうか。個人情報を扱う業者はもちろん、飲食店だって……。もし、客の中に陽性者がいたとしてもアプリには記録されないのだ。安倍首相は国民の6割がこのアプリをダウンロードすればロックダウンを回避可能だと言っていた。しかし、スマートフォンの普及率は全国民の7割に満たない。スマートフォンを持つ全員がダウンロードしても、スマートフォンを常に持っていられない職業の人は記録の対象にならない。どうしても、このアプリの有用性には少し疑問が残る。記録はBluetooth通信を使い、位置情報などは記録されないと言っているが、アプリの設定をするとなぜか位置情報がオンになった。オフにすると、記録されませんという通知がーー一体、どういうことなのだろうと思って調べると、技術上、位置情報をオンにしておかなくてはいけないらしい。バッテリー節約のために位置情報をオフにしている人にとって、これは死活問題ではないだろうか。大容量のモバイルバッテリーを持ち歩かなくては。

 

今年はインフルエンザの患者数が過去12年で最少だったと言う。理由ははっきりとわからないらしいが、新型コロナウイルス対策としてマスクをして、手洗いうがいを徹底したことも一因だろう。みんなが気を付けるだけでこうも違うのかと驚いたのは記憶に新しい。『接触確認アプリ』も気持ちの問題なのかもしれない。結局大切なのはひとりひとりの心がけなのかも。19日から全国的に県をまたぐ移動が解禁となったが、気を緩めずに過ごしたいところだ。

 

 

 

 

 

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