CMの効果は絶大だと思った話
緊急事態宣言が解除されてから一か月以上が経つ。自粛ではなく、自衛へ。新しい生活様式を取り入れ、経済活動を再開させている。東京都では新規感染者数が100人を超える日が続いた。昨日は75人と久しぶりの２ケタ台だった。だが今日は200人を超えてしまった。他県でもクラスターが確認されていたりとまだまだ油断はできない状態だ。今も多くの人がマスクを着用するなどの感染対策を取って外出している。
今は、夏のバーゲンの時期だ。だが、新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、バーゲン開催中とは言えないのが現状だ。いつもならテレビＣＭが頻繁に流れているが今年はそれが一切ない。ＷＥＢでの告知のみになっている。来客を促すために行っているポイントアップも、特定日にお客さんが集中しないよう一時的に取りやめているところは多い、そのせいか、大型ショッピングセンターへの客の入りが明らかに例年に比べて少ない。だが、複数人のグループで来店しているのが目立つ。
緊急事態宣言が解除されてからというものの、それぞれが『自衛』を心がけた行動を取ろうとしているが、一体どこまでのことをすればいいのかわからないという声を聞く。一口に『自衛』と言っても、人によって基準はまちまちだろう。ひとりひとりの行動がコロナ禍から抜け出すために必要であるのは間違いないのだが、このままではずるずるとこの状況が続いてしまう気がしてならない。来月には『Go To キャンペーン』が始まるし、お盆も迎える。帰省を迷っているという人は多いだろう。２週間だれとも会わずに過ごし、体調に問題がなければ自家用車で帰省する……というなら感染リスクはゼロだろうが、実際はそうはいかない。悩ましい問題だ。
コロナの感染が続く限りは大々的な宣伝は今後も行われないだろう。だが、来客を分散させるためにセール期間を長めに取ったり、毎日ポイントアップしているショッピングセンターもある。いつ行ってもお得というわけだ。慌てず、密になりにくい曜日や時間を選んで買い物に出かけたいところだ。
