ふつうのじゆうちょう

日々思ったこと、思い出したことを自由に書いていきます。

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『置き配』という便利なシステムについて

新型コロナウイルスの影響でどの宅配業者もインターホン越しに『外に置いておいてください』の一言でサインもなしに対応してくれるようになった。それより前からあったのは、大手通販サイトのAmazonの『置き配』だ。注文の時に商品をどこに置いておくか指定できるシステムだ。もちろん、家主が不在の場合でも荷物を置いておいてくれる。配達後『こうやって置いてありますよ』という写真まで送ってくれる。日中家にいない人にはとてもありがたいシステムだ。

 

いつかは忘れたがSNS上で『玄関に置き配場所に指定したら家から出られなくなった』という書き込みを見た。荷物がドアノブとは反対側に置かれてしまったせいで、荷物がドアと壁に挟まって開けないのだ。外出している時であれば何の問題もないが、家にいる時だと話は変わってくる。一人暮らしならなおさらだ。マジで家から出られない。

 

その書き込みを見た時は笑っていたのだが(本人からすると笑い話ではないのだが)、まさか自分が似たような状況になるとは思わなかった。ペットボトルのお茶(500ml、24本入り)を注文し、届いた。インタホーン越しに「玄関に置いておいてください~」と伝えるが、宅配の人はなぜか戸惑っていた。一体どうしたのだろう、もしかして聞こえなかったのかな、と思いもう一度「玄関に置いてくださいね」と伝えると、今度こそ置いてくれた。ドアモニター越しに宅配の人が去っていくのを見守ったあと、荷物を取りに行った。扉を開けると、ゴン、という鈍い音がした。
これは、

 

「あの時見た、アレだ!!!!」(荷物が邪魔で家から出られないアレ)

 

思わず喜んでしまった。相手(荷物)はお茶なので大した重さではなく、さらにドアノブ側に置いてあったため扉でぐいぐい押して無事荷物を回収。

 

宅配の人が困っていたのは「あなた家の中にいますけど、扉開けられます? 本当に置いていいんですか?」という意味だったとわかり、申し訳ないことをしてしまったなと反省した。