食品にあわせた保存方法をとれば美味しく長持ちする
日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』にて、料理研究家であり、食品保存の達人でもある島本美由紀さんが食品保存方法を紹介してくれた。リポーター阿部祐二さん自宅にある冷蔵庫を見ながらの紹介だ。
サニーレタス
野菜は畑に生えている状態で保存するのがベスト。水に芯の部分を付けてビニール袋に入れて保存すれば、1週間ほどおいしく食べらえれる。
もやし
つまようじを袋に刺して穴を作る。1つでいいとのこと。温度の低いチルド室で保存すれば3日ほど持つ。
味噌
冷凍保存ができる。発酵を抑えることができるため、おいしさが長持ちするとのこと。カチカチに凍らないためスプーンで簡単にすくえる。
ヨーグルト・納豆などの発酵食品
温度の低い冷蔵庫の下段で保存するのがベスト。
ポテトサラダ
500gに対し大さじ1のわさびを混ぜておくと、プラス4、5日持つとのこと。わさびを入れていないものと比較すると、菌の数は圧倒的に少なかった。作ってから3日、菌の数はわさびを入れていないものが170万個に対し、わさびを入れたものは13万個だった。
白米
野菜室で保存がベスト。
小麦粉などの粉類
密閉容器に入れ、直射日光の当たらない場所に常温保存が最適。ただし、お好み焼き粉やホットケーキミックスなどの味のついた粉は冷凍保存したほうがいいとのこと。常温保存はダニ発生の原因となり危険だ。
肉
お肉の重量の1%分の塩をふり、ジップバッグに入れて平らにし、空気を抜いて冷凍保存。長持ちするうえに下味がつくのでうまみがアップするのだ。
今回紹介された保存方法で実際にやっていることもあったが、知らないことのほうが多かった。阿部祐二さんの妻のまさ子さんは、もやしの保存方法が一番驚いたと話していた。私もここ1週間ほどもやしをチルド室で保存しているが、これが本当に鮮度が保たれるのだ。もやしは足が早い野菜だから傷むのは仕方がないと思っていたのだが、問題は保存方法だったようだ。
今は温度も湿度も高く、菌が繁殖しやすい時期。適切な保存方法をとり、最後までおいしくいただきたい。食品ロス削減にもつながるだろう。